掲載日 : [2015-11-05] 照会数 : 5874
<民団新潟>東日本大震災避難者癒やし希望も…協賛の韓国舞踊公演
【新潟】民団新潟本部(金慶昭団長)は10月26日、東日本大震災で被災し、新潟県内で避難生活を送る住民たちを「JPスタジオ朴貞子韓国舞踊団」(東京都中野区)の公演で癒やした。
公演は胎内市内のホテルで行われ、福島県南相馬市、二本松市、浪江町、富岡町、郡山市からの避難者を中心に約50人が観覧。この多くは韓国の伝統舞踊やサムルノリを間近に見るのが初めてだった。同本部が昼食として準備したキムパ、チャプチェ、チヂミを主とした韓国料理も楽しんだ。
これは県内で避難者のための定住自立圏事業を進めている新発田市と胎内市、聖籠町が合同で実施した「紅葉狩りバスツアー」に、民団が協賛したもの。公演後は「楽しかった」「今日は参加してよかった」と笑顔を見せていた。
金団長は「みなさんが故郷に戻れるその日までは私たちと同じ新潟県人。希望を持って毎日を過ごして」と激励した。
(2015.11.4 民団新聞)