掲載日 : [2020-07-29] 照会数 : 5755
家庭訪問で安否確認…民団山形、生活支援物資携えて
[ 生活支援物資を贈る朱帝圭団長(右) ]
【山形】民団山形本部(朱帝圭団長)は県内団員を対象に家庭訪問を続けている。21日現在、全102世帯中32世帯との面談を終えた。
家庭訪問は新型コロナウイルスの感染予防で巣ごもりを余儀なくされている団員の安否を確認し、必要な支援の手を差し伸べるのが目的。各世帯ごとに消毒用アルコール2本とお米、のり、唐辛子粉、コチュジャンなどの生活用品も1、2品届けている。団員からは「新型コロナで民団も運営が大変な時なのに、団員に温かい関心を寄せていただき、とてもありがたい」といった声が寄せられている。
朱団長は「市外の広域だと1日に4、5世帯しか訪問できないが、同胞の喜ぶ姿を見て、これこそが民団の本来の業務なのだと実感している」と感想を語った。全世帯家庭訪問は5月の同本部第26回総会で活動方針として書面決議。「緊急事態宣言」の解除を待って6月22日から開始した。8月31日までの予定。
(2020.07.29 民団新聞)