掲載日 : [2020-11-11] 照会数 : 6130
防災無線韓国語でも…江戸川区、民団支部の協力得て
東京・江戸川区は緊急事態に伴う防災無線の外国語放送に新たに韓国語を加えることになった。これまでは英語と中国語の2カ国語だけだった。
同区は新型コロナウイルスの感染防止へ区民の外出自粛を要請するため4月、英語と中国語による外国語放送を始めた。その後、区議の一部から「韓国語の放送がないのはおかしい」との問題指摘があり、区は8月に多言語による情報提供ガイドラインを改めた。
民団江戸川支部の朴淳澈支団長は10月28日、区の危機管理室防災危機管理課を訪れ、「共生社会をつくっていくうえで役に立つなら」と協力を約束。声の録音は宋美永同支部事務部長が担当することになった。
区の国籍・地域別人口によれば中国が最多。次いでインド、韓国の順。
(2020.11.11 民団新聞)