掲載日 : [2020-12-16] 照会数 : 5929
呉泰奎総領事招き対話集会…民団近畿地協
【大阪】民団近畿地方協議会(呉龍浩会長=民団大阪本部団長)は7日、『総領事日記』を出版した呉泰奎駐大阪総領事を招き、「2020年送年 総領事との対話」を大阪韓国人会館で開催した。当初、出版記念講演会を予定していたが、呉総領事のたっての意向で対話形式に変えた。
近協を代表して呉会長が「呉総領事の著書にならい『君臨する民団』でなく、『奉仕する民団』を肝に銘じていく」とあいさつ。呉総領事は「民団、関西地域の同胞たちと手を携え、これからも素直に率直に活動していきたい」と決意を述べた。
滋賀本部の金東凡団長は呉総領事がたびたび民団に足を運び、三日月大造知事とも面談したことを挙げ、「知事も民団に対して一目置いてくれるようになり、民団の行事にも参加してくれている」と報告した。
このほか、京都本部の宋基泰常任顧問から京都市内の「ウトロ」や「東九条ゼロ番地」といった被差別地域についても忘れないでほしいという要望があった。奈良本部の李勲団長は、民団としてこれからの事業の方向性と望ましい後継者像について質問した。
婦人会滋賀本部の李美姫会長からは感謝の花束が贈られた。
(2020.12.16 民団新聞)