掲載日 : [2021-06-27] 照会数 : 4322
韓日相互理解へ青年フォーラム…民団茨城主催
[ 糟谷政和さんによるリモート講演 ]
【茨城】民団茨城本部(金桂一団長)は19日、「第6回韓日青年フォーラム」を水戸市内のホテルで開催した。国立茨城大学と国立筑波大学で学ぶ韓国人留学生と日本人大学生の民間交流を図るため、定期開催している。コロナ禍の昨年からはリモート講演会とし、団員と日本人有志にもオンライン参加を促している。
今回は茨城大学の糟谷政和さんが、江戸時代の朝鮮通信使に向けられた「朝貢使節」という一部、負の認識について次のように講演した。
「平和と善隣友好の使節団として歓迎した一方、一部には根強い朝鮮蔑視の感情があったという2面性を忘れてはならない。幕末に征韓論が出てくるのも必然性がある。バランスよく理解することが現代の私たちにとって重要」。
次回は9月の開催を予定している。
(2021.06.25 民団新聞)