掲載日 : [19-10-02] 照会数 : 12344
「朝鮮通信使は犯罪者集団」民族排外・差別暴言、発言の全面撤回要求 洞口朋子杉並区議
[ 洞口朋子杉並区議員のホームページより ]
「朝鮮通信使」について「各地で女性に対する暴行・殺人・強盗を繰り返していた、関東連合のようなやくざ、凶悪犯罪者集団」と決めつけた東京・杉並区の佐々木千夏区議(46)の発言(9月12日の第3回定例会)が物議をかもしている。
このほか「創始改名は朝鮮人の方が…(中略)…日本式に変えてほしいという要望があって日本政府がしかたなく許可した」「在日朝鮮人の子からいじめを受けているという相談もある。大人の間でも、朝鮮人男性からセクハラを受けた…(後略)」などの放言も。
洞口朋子同区議(都政を革新する会)は9月26日、「民族排外・差別暴言を絶対に許せない」とするコメントを発表した。
洞口議員は今回の発言は「日本政府や一部の政治家がかつての侵略戦争を反省せず、いま新たに戦争や他民族への排外・差別を煽り立てていること」が背景にあると指摘した。
ただし、会としては議会の権力を使って発言の取り消しや辞任を迫ることには反対だという。みずから発言を全面撤回するよう求めている。
(2019.10.02 民団新聞)