「みんだん生活相談センターあきた」開設 全国19番目


 【秋田】民団秋田本部(呉尚俊団長)は3日、同本部会館内に「みんだん生活相談センターあきた」を開設した。東北では宮城、福島に続く3カ所目。全国の地方センターとしては19カ所目となる。

 中央センターの金昭夫所長は「秋田は日本全国で6位の面積を占める広域ながら、同胞数は500人を切る。過疎地ゆえにに同胞間の緊密な交流が難しい。それだからこそ、同胞の日常に寄り添う生活相談センターの役割は重要だ」と意義を強調した。

 秋田市内での開設式には同本部3機関長と担当の専門相談員4人が参加した。4年前から準備していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け延期されていた。