定期大会方針
青年会中央本部(朴善貴会長)は19、20の両日、東京・港区の韓国中央会館で第32回定期大会を開き、10年先の将来を見すえた組織活性化と青年連帯の強化に取り組んでいくことを決めた。
具体的には9月、ソウル市内で「青年ジャンボリー」を開き、地方本部の再建に結びつけていきたい考えだ。全国で500人の参加をめざしている。同ジャンボリーの開催は07年以来4年ぶり。5月から7月にかけて集中戸別訪問活動を行い、広報と勧誘に努める。
地方本部の再建は昨年度から3カ年計画で進行中。すでに山梨で実現し、茨城と群馬でも「再建式」を行った。11年度中の正式総会をめざす。今年度は10地方本部の再建を目標としている。
もう一つの柱は、同胞青年の多様なニーズに応えるべく、2年がかりで実施する第4次在日韓国人青年意識調査だ。中央常任委員会に事務局を置き、金明秀関西学院大学教授に監修を依頼した。最終報告の発表は13年3月を予定している。
大会は代議員110人のうち88人が出席して成立した。
青年会再建を支援
OB全国連絡会総会
青年会OB全国連絡会は19日、東京・港区の韓国中央会館で第5回定期総会を開き、林三鎬会長を再選した。20人余が参加。林会長は「微力だが、会報発行や本国研修などを毎年積み重ねていくことが大切。地方青年会の再建活動に地元OBによる支援が大きな力になっている。今後も青年会を援護していこう」と呼びかけた。
女性卒会者の参加を促すため、名称の「OB会」を「OBOG会」に改めてはとの提案については継続審議とした。
(2011.2.23 民団新聞)