【ソウル】「故李熙健新韓銀行名誉会長追慕式」が21日、ソウルの新韓銀行本店大講堂で、韓東禹新韓金融グループ会長、徐辰源新韓銀行長を含む歴代銀行長、国内金融機関長、李相得前国会副議長、鄭夢準前ハンナラ党代表、金守漢韓日親善協会中央会会長、民団中央本部の鄭進団長、金昌植監察委員長ら250人が参列して営まれた。
全員が起立して深い哀悼の意を表し黙祷した。李名誉会長の略歴が報告された後、韓会長は追悼辞で「名誉会長の主導で82年に創立された新韓銀行が今日名実ともに韓国を代表する金融グループに成長したのは、在日同胞の誇りでもある」とたたえ、「名誉会長は創立総会の時、新韓銀行を国内最高の銀行にしたいと述べた約束を守ってくれた。新韓グループが世界屈指の金融会社に発展することは、残された私たちの役割。最善を尽くす」と表明した。
李名誉会長は民団中央常任顧問であった。弔辞を述べた鄭民団中央本部団長も「在日同胞の100%出資で設立された新韓銀行は名誉会長の指導力と経営手腕により韓国最大級の金融グループに成長した」と指摘。「名誉会長は大きな構想力と果敢な行動力で在日同胞社会の経済発展に尽力し、在日同胞社会と民団のために一生を捧げた」と強調した。
(2011.4.27 民団新聞)