【兵庫】今年で41回目を迎えた「神戸まつり」(神戸市民祭協会主催)のメーンテーマは「東日本大震災被災地支援〜神戸から愛と元気を」。15日には3日間にわたったまつりを締めくくる総勢70組参加のパレードが神戸市役所前フラワーロードで行われ、民団兵庫本部(車得龍団長)も「在日コリアン行進団」として加わった。
民団行進団は婦人会の兵庫本部(李慶子会長)と各支部会長らが「東日本大震災の皆さんとともに」の横断幕を掲げ、先頭に立った。その後を華やかなバトントワリング隊とチャンゴを手にした韓国伝統芸術団など約120人が続いた。
会場の一角には黄色の生地に「神戸から愛と元気を」と書かれた横断幕がはためいた。物産展会場では盛岡冷麺や宮城の牛タンを販売した。
14日には関連行事として「兵庫区まつり」も行われた。名物の新開地パレードでは、民団兵庫支部(金鎮鳳支団長)を中心とした朝鮮通信使再現行列が、新開地本通から湊川公園までの1・5㌔を行進した。正使は金支団長自ら務めた。
(2011.5.25 民団新聞)