【兵庫】在日韓国商工会議所は23日、神戸市内のホテルで第49期定期総会を開いた。代議員197人中190人が出席した。
崔鐘太会長は「新しい会長のもと、ひとつになって次世代につなげ、来年50周年をくぎりに世界で認められる組織として、社団法人格の取得を目指そう」と呼びかけた。
崔会長は、来賓として参席した鄭進民団中央本部団長に、商工会が東日本大震災義援募金活動で集めた4200万円(16日現在)のうち3000万円(目録)を伝達した。
任期満了にともなう役員改選では、朴忠弘副会長(大阪韓商相談役)と呉賛益顧問(東京韓商名誉会長)が会長に立候補。115対74票(無効1)で朴候補が新会長に選出された。
朴新会長は「民団中央本部と民族金融機関とのさらなる緊密化をはかり、協力していく。これまでの歴史・伝統を継承しながら、若手商工人の育成に会員一丸となって尽力したい」と抱負を述べた。
監事には、金幸三前監事、金基弘前常任理事を選出。その他の役員については、新会長に一任された。
(2011.5.25 民団新聞)