【山口】婦人会中央本部(余玉善会長)の2011年度全国大研修会が九州地協(2〜4日)を皮切りにスタートした。開催地となった山口市湯田温泉には福岡、佐賀、長崎、熊本、山口から150人余りが参加した。(5面に詳報)
今年は東日本大震災の余波を受けて一時、開催が危ぶまれていた。最終的には4月の中央委員会で決行が決まった。震災直後こそ中止も検討したという余会長は、福島本部からの「こういうときだからこそやってほしい」との声を受けて意を強くしたという。「30年以上続く伝統行事なのに震災で空白を作るわけにはいかない。今年休んだら来年人が集まるのか? 継続は力なり。中央委員会で反対が出ようとも押し切るつもりだった」と胸の内を明かした。
会場は山口県から島根県(中・四国地協、8〜10日)、三重県(中北地協、16〜18日)、和歌山県(近畿A地協21〜23日、近畿B地協23〜25日)、千葉県(関東地協、7月5〜7日)と北上し、最後は被災地の福島県(東北地協、7月11〜13日)で締めくくる。
婦人会中央本部では7地協全体で1500〜2000人の参加を見込んでいる。
(2011.6.8 民団新聞)