【神奈川】申珏秀駐日大使は15日、神奈川韓国会館で「韓流と日流」と題して特別講演を行った。4月から始まる12年度韓国歴史文化講座「コリアンカルチャーサロン」の開講を前にした特別講座として、神奈川韓国綜合教育院(趙忠来理事長)が企画。会員ら130人が受講した。
申大使は韓日相互理解の重要性に触れながら、「両国間の文化交流はここ10年間、比較的安定している。これからは大衆文化に限らず、伝統文化にまで拡大していくことを期待している」と強調した。
申大使は講演後、民団神奈川本部の役員と懇談した。
12年度の講座内容
◆第1回―4月17日「オリンピックとマラソン」金哲彦氏(駅伝・マラソン解説者)
◆第2回―5月8日「素顔の金正男と北朝鮮の未来」五味洋治氏(東京新聞外報部記者)
◆第3回―6月19日「朝鮮王朝の歴史と人物」康熙奉氏(作家)
◆第4回―9月18日「チョゴリと本名と」藤原史郎氏(元兵庫県尼崎市立尼崎高校教諭)
◆第5回―10月23日「私のソウル歴史ガイド」(藤本敏和慶熙大学校教授)
◆第6回―11月20日「近代韓日関係と中国」(金?奎延世大学校教授)
いずれも午後7時から9時まで。全6回分4000円/各回受講料1000円。問い合わせは同教育院(〓045・753・2021)
(2012.3.28 民団新聞)