◆済州がコース設定アドバイス
済州オルレ協会と九州観光推進機構が業務提携し、観光客誘致へ造成してきた「九州オルレ」がこのほどスタートした。済州オルレがコース設定をアドバイスし、道を示すためのリボンや標識を提供した。
第一弾として認定されたのは、佐賀、大分、熊本、鹿児島県の4コース。佐賀県武雄市の武雄オルレ(全長12・7キロ)は伝統的文化と自然が残るコースで、樹齢3000年の巨大なクスノキが茂る森や、1300年の歴史を有する温泉街を歩く。大分県豊後大野市の奥豊後オルレ(同11・8キロ)は日本独特の山里や農村、歴史のある古城を通る。
熊本県の維和島オルレ(同12・3キロ)は天草諸島の維和島を一周するコースで、昔ながらの漁村や自然に触れられる。鹿児島県の指宿オルレ(同16・4キロ)は、済州島のように菜の花が咲き誇る、美しい海辺の風景を楽しめる。
(2012.4.12 民団新聞)