「人工衛星打ち上げ」と称した北韓の長距離弾道ミサイル発射宣言に対し強く抗議して、民団中央本部の金昭夫、林三鎬両副団長らと東京本部および中央傘下団体の婦人会、青年会、体育会代表ら約40人は6日、日本における北韓の代弁機関である総連の中央本部(東京千代田区富士見)前で、発射中止を要求し抗議行動を行った。
総連中央本部は門を閉ざし、「ミサイル発射計画の即刻中止」「挑発を繰りかえす北韓独裁政権の3代世襲反対」などを呼びかける「アピール文」の受け取りを拒否した。このため、徐史晃青年会中央本部会長の先唱で、「ミサイル発射計画の即刻中止」「核兵器開発の即刻中断」「軍事力増強より民生経済優先」などを北韓に促してシュプレヒコールし、在日同胞の思いを伝えた。
林中央副団長は、「アピール文」を読みあげ、門の下から本部内に入れた。「アピール文」は、総連に対して「同じ民族の生命を脅かす北韓独裁政権の挑発に断固反対して韓半島の平和と安全のために共に行動する」ことを呼びかけている。
(2012.4.12 民団新聞)