91年千葉世界卓球の実話を基にした韓国映画「KOREA(コリア)」の試写会が20日、千葉市民会館で開かれ、共同応援に関わった民団関係者や地元同胞ら約320人に市民を合わせて1000人が鑑賞した。
映画は、南北合同チーム「コリア」代表として女子ダブルスを組んだ韓国の玄静和、北韓リ・ブニの人間関係を中心に展開。
上映後の舞台あいさつには玄静和さん本人のほか、玄さん役のハ・ジウォンさん、リ・ブニ役のペ・ドゥナさんらが登壇。玄さんは「当時を思い出し胸がいっぱいになった」と感激、ハ・ジウォンさんも「いつか統一した時、昔、こんな事があったのだと語り継がれたらうれしい」と語った。
5月に韓国で封切りされるが、日本公開は未定。
(2012.4.25 民団新聞)