掲載日 : [2017-05-24] 照会数 : 7399
<韓日>シャトル外交「再開」…文特使と安倍首相一致
文在寅大統領の特使として日本に派遣された与党「共に民主党」の文喜相国会議員は18日午前、首相官邸で安倍晋三首相と会談し、文大統領の親書を手渡した(写真)。
安倍首相は「新大統領がこのように早い時期に特使を派遣したのは、両国関係を重視するものとみている。韓国は戦略的利益を共有する最も重要な隣国だ」と述べた。
また、「文大統領と未来志向の関係を目指していく」と語り、北韓問題をはじめ、重要な問題について率直に話したいと強調した。
文特使は「韓国と日本は二つの共通点がある」と前置きし、「一つは地理的に近く、市場経済と自由民主主義という実質的価値を共有するということだ。もう一つは安保面で北韓のことなど共通の問題がある」と説明。「未来志向的に発展していこうという文大統領の思いを親書に込めた。今後早い時期にお会いすることを望み、両国首脳が頻繁に会おうという思いだ」と述べた。
また、「文大統領は盧武鉉元大統領時代などの韓日間シャトル外交の再開を希望している」と伝えた。文特使は17日の岸田文雄外相との会談で慰安婦問題を、「国民の大多数が情緒的に慰安婦合意を受け入れていない雰囲気だ」と述べていた。
文特使は19日、呉公太団長ら民団中央本部幹部とも懇談した。
(2017.5.24 民団新聞)