掲載日 : [2010-08-15] 照会数 : 6559
<民団栃木>「つくる会」採択 大田原市の新市長表敬
[ 津久井市長(左)に要望する金一雄団長 ]
【栃木】民団栃木本部(金一雄団長)は7月30日、「新しい歴史教科書をつくる会」編集の扶桑社版歴史・公民教科書を使い続けている大田原市に津久井富雄新市長を表敬訪問した。民団中央本部から林三鎬副団長が同行した。
金団長は津久井市長の当選を祝い、「望ましい歴史教科書の採択を求める要望書」を提出。併せて無年金定住外国人への救済措置も訴えた。
同市は05年7月、全国の市区町村立中学校では初めて扶桑社版の歴史・公民教科書を採択した。09年7月にも10年度からの2年間、同じ教科書を使用していくことを決めたばかり。
津久井市長は前県議。5期20年間続いた当時の千保一夫市長の政策を総括的に見直すと訴えて今年3月の市長選に立候補し、大差で初当選した。千保前市長の下でつくる会教科書の採択に主導的に関わってきた小沼隆前教育長は、市長選挙後に辞任している。
(2010.8.15 民団新聞)