掲載日 : [2010-08-15] 照会数 : 4633
韓国強制併合から100年 日本が「首相談話」
「痛切な反省とおわび」未来志向の関係構築誓う
日本政府は10日の閣議で、韓国併合100年にあたっての菅直人首相談話を閣議決定し、発表した。
談話文のなかで菅首相は、「私は、歴史に対して誠実に向き合いたい。歴史の事実を直視する勇気とそれを受け止める謙虚さを持ち、自らの過ちを省みることに率直でありたい」として、アジア諸国への植民地支配と侵略を謝罪した95年の「村山首相談話」を踏襲し、「植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛に対し、痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明する」と明記。
そのうえで「これからの100年を見据え、未来志向の日韓関係を構築」することをうたい、「これまで行ってきたいわゆる在サハリン韓国人支援、朝鮮半島出身者の遺骨返還支援といった人道的な協力」を今後とも誠実に実施していくことを表明。さらに、韓国が返還を求めている「日本政府が保管している朝鮮王朝儀軌(ぎき)等の朝鮮半島由来の貴重な図書」について、近く引き渡すことを明らかにした。
談話は、韓日関係を「最も重要で緊密な隣国同士」とし、「東アジア共同体の構築」も念頭に「地域と世界の平和と繁栄のために協力してリーダーシップを発揮するパートナーの関係」と強調している。
菅首相は閣議後、李明博大統領に電話し、談話の内容を説明。両首脳は「未来志向の韓日関係の構築」に尽力することで一致した。
(2010.8.15 民団新聞)