【大阪】婦人会大阪府本部(賓春花会長)はこのほど、組織功労者12人に感謝状と記念の毛布を贈った。長年、支部で地道に努力しながら、光のあたらなかった人たちを顕彰するのが目的。12人は各支部会長からの推薦で選ばれた。
茨木支部からは韓福田さん(83)が選ばれた。賓会長が1月26日に同支部で待つ韓さんを訪ねると、「こんなにうれしいことはない」と涙ぐんでいた。同支部でも韓さんのためにお祝いのごちそうを準備した。この後、生野区桃谷のコリアタウンでキムチを販売する高己生さん(93、生野西支部)のもとも訪れた。
賓会長は「先輩たちがこれまで組織を支えてくれたからこそ、今の民団、婦人会がある。感謝の気持ちを込めて、少しでも役に立てればといった思いでいっぱい」と心情を語った。費用はごま油や化粧品などの物品販売から得た利益をあてた。
(2012.2.8 民団新聞)