6・25韓国戦争参戦者らで構成する在日学徒義勇軍同志会(大韓民国在郷軍人会日本支会、李奉男会長)は25日、東京・港区の韓国中央会館で第47回定期総会を開き、李会長を再選した。会員だけでも27人が出席し、例年より活気のある総会となった。来賓として民団中央本部から韓在銀監察委員長が出席した。
活動方針では、組織活性化へ軍人経験のある新規定住者を在郷軍人会の新規会員として迎えていくことになった。日本支会の会員を増加させ、ゆくゆくは関東と関西に合わせて2つの支部を設置することを目指している。海外では米国で7支部、カナダでは6支部が組織化されている。
このほか、「在日6・25参戦国家有功者会」の名称のもと、在日学徒義勇軍同志会の遺家族を会員として認定していくことも検討している。これは本国の「三一会」または「光復会」を想定したものだ。定款を改正し、来年の民団中央委員会に建議することになった。
席上、大韓民国在郷軍人会からの功労牌が孫京翼理事に、功労徽章が金圭相理事にそれぞれ贈られた。
(2012.2.29 民団新聞)