【神奈川】韓半島にルーツを持つ横浜市内の子どもたちでつくる「ツルミオリニ会」(片山美乃代表)が3日、横浜市立潮田小学校で「オリニマダン」(同実行委員会)を開催した。同会としては初の試み。観覧に訪れた保護者は、わが子ののびのびした表情を見て目を細めていた。
最初の「劇」では、子どもたちが、自らの名前の由来について辞書で調べたり、両親に取材するなどして発表した。脚本を書いたのは、中学生になった子ども会出身者たち。この後、スタッフの朗読する韓国の民話『うしとトッケビ』に耳を傾け、民話に登場する「トッケビ」を想像力を膨らませながら、墨を使って韓紙に描いた。
(2012.3.14 民団新聞)