民団中央本部顧問の李時香氏(75)が、郷里の国立済州大学に「大学発展基金」として合わせて13億ウォンを寄付した。
済州大学では10億ウォンを「李時香奨学基金」とし、来年度から支給していく。初年度は16人の予定。残り3億ウォンは開校60周年記念事業として進めている人材養成館の建設に役立てる。
李氏は寄付金について、「済州大学から地域社会と国家発展に寄与するもっと多くの人材が育ってほしい」と動機を述べた。民団荒川支部支団長を経て東京本部団長を2期歴任し、現在は同本部常任顧問でもある。
(2012.5.23 民団新聞)