大韓民国在郷軍人会日本支会(李奉男会長)が創立50周年を迎えた7日、東京・新宿の韓国文化院で記念式典を開催した。駐日韓国大使館との共催。呉公太中央団長をはじめとする民団関係者のほか、国連軍として韓国戦争を共に戦った米国はじめ、カナダ、オーストラリア、フィリピンなどの駐日公館関係者が出席した。
主催者を代表して日本支会の李会長と申?秀駐日大使はそれぞれ、韓国戦争に参戦した16カ国と医療・物資支援国の協力に感謝の言葉を述べ、在日同胞には天安艦爆沈と延坪島砲撃を挙げながら、「北韓による安保脅威はいまも続いている」と警戒を呼びかけた。
席上、金寛鎮国防部長官、および朴世煥大韓民国在郷軍人会長からの感謝状と感謝杯が、朴会長を通じ李会長ら7人に贈られた。祝賀宴には200人が参加した。日本支会は韓国戦争に自ら参戦した在日学徒義勇軍と、韓国で兵役を終えて日本で活動している在郷軍人たちで構成している。
(2012.8.15 民団新聞)