【岐阜】「コリアン・スチューデント・ジャンボリー」(KSJ、学生会中央本部主催)が8月23日まで4日間、岐阜県揖斐郡揖斐川町で開かれ、関東、大阪、愛知を中心に36人が参加した。
午前中は韓国の祭事、韓国語などをテーマに勉強会を開き、討論会で自らの将来ビジョンを含めてお互いに意見を交換した。午後は運動会や川遊びで汗を流した。
京都から参加した張成那さん(京都文教短期大学2年)は、「昨年の母国修学でKSJを知った。友人もでき、参加してよかった」と話していた。また、愛知から参加した朴世さん(愛知大学4年)は、「同世代がどんな考えをもっているのかを知ることができ、意義があった」という。
中央会員の徐麗香さんは、「普段、本名で呼ばれることがないので、とても気持ちが新鮮。自分のルーツを知り、同胞どうしで交流を持てることがとてもうれしい」と喜んでいた。
元榮燮中央本部会長は「今年のKSJは全体の3分の1が初参加。在日同胞でしか話せないことを経験することで、在日の良さを感じるとともに、韓国人としての誇りを育んでほしい」と期待を込めた。
民団中央本部文教局からは徐順子副局長が出席し、在外選挙人登録を呼びかけた。
(2012.9.5 民団新聞)