「韓国大統領選へ行こうよ」
12月には全国一斉投票も
青年会中央本部(徐史晃会長)は2日、東京・港区の韓国中央会館で開いた第75回全国会長会議の席上、在外国民選挙への積極参与を最重点方針として確認した。9月からの後半期は、青年会としてのすべての活動を12月の第18代韓国大統領選挙への投票参加に結びつけていく。各地方本部には集団登録行動日を設定するよう呼びかけた。
20日から締切日の10月20日までの1カ月間を、在外選挙人登録を呼びかけていく集中活動期間と決めた。期間中、各地方単位で工夫を凝らしたイベントを企画し、在外国民選挙参与への共感を広げながら登録を促していくという「合わせ技」も活用していく。対象は青年会メンバーに限らず、留学生には国外不在者登録を呼びかけていく。
席上、徐会長は、「大統領選挙への参与を楽しみながら新たな会員を発掘し、組織活性化、組織基盤強化につなげよう」と呼びかけた。また、朴裕植企画事業部長は、「大統領選挙への参加はわれわれの権利と義務だ。登録、投票は在日青年一人ひとりに新たな可能性をもたらし、徹底的にプラスである」と強調した。12月には青年会独自に全国一斉投票を呼びかけていく。
会議には18地方本部の会長が出席。11月の「ウリミレ祝祭」に向けて実行委員会も開催した。
民団の母国研修250人規模で
青年会からは民団中央本部主催の「在日韓国人青年母国研修」に250人が参加する。日程は15〜18日の4日間。研修終了後は希望者を対象とした軍隊体験入隊が18、19の2日間、京畿道坡洲兵営綜合体験場で予定されている。主なプログラムは軍装体験、DMZ(非武装地帯)鉄柵線徒歩体験、行軍など。
(2012.9.5 民団新聞)