過去最高の寄贈額
開幕前日に行われた結団式で、在日同胞選手団は障害者施設の「ハンマウムの家」と不遇者施設の「ハヌルタリ福祉所」にそれぞれ後援金1000万ウォ
ンずつと大画面液晶テレビを贈った。
慶尚南道出身の在日同胞が多いことから、結団式には東京・神奈川・千葉の道民会や、結成されたばかりの岡山慶南道民会からも役員が出席。全国から約100人の道民会役員が参観団として激励に駆けつけた。
金昭夫引率団長は「祖国発展は海外同胞の誇りであり、大きな勇気になる。開催地である慶尚南道が本当に私たちを温かく迎え入れてくれている。選手団から感謝の気持ちと慶尚南道がさらに飛躍することを期待したい」と語った。
在日同胞選手団は05年から毎年、国体開催地の養護施設に寄付金を伝達してきたが、今回が過去最高額となった。
(2010.10.27 民団新聞)