掲載日 : [2010-11-03] 照会数 : 8895
<在外国民選挙>模擬投票は14・15日 東京・大阪の2カ所で
参加申請者 予想の3倍にも
政府は、2012年に初めて実施予定の在外国民選挙(4月に国会議員選挙、12月に大統領選挙)の円満な準備と施行のために、今月14日(日)と15日(月)の2日間、在外国民選挙の過程を予行演習する模擬選挙を実施する。日本での投票場所は、駐日大使館(東京都新宿区四谷の韓国文化院内)と駐大阪総領事館の2カ所。時間は午前10時から午後5時まで。
投票方法は、①投票場に行き、郵送で送付された▽投票用紙▽発送用封筒▽回送用封筒および旅券を提示し、本人確認を終えた後、回送用封筒に確認印を捺印してもらう②記票場に入り、投票用紙に地域区国会議員選挙は、仮想候補者の名前や記号、所属政党の名称を、比例代表国会議員選挙は、仮想政党の名称やその記号をハングルまたはアラビア数字で記入した後、記票した投票用紙を回送用封筒に入れた後、記票所から出てくる③回送用封筒をノリまたは両面テープで封緘する(回送用封筒には名前を書かないこと)④封緘した回送用封筒を投票箱に入れる。
次のような場合は無効となる。①投票場の記票所以外で、事前に投票用紙に記入した場合②選挙管理委員会から送付された投票用紙や回送用封筒を使用しない場合③記票後、回送用封筒を封緘せずに投票箱に投入した場合など。
模擬投票用紙は、本国内の区・市・郡選挙管理委員会から国際郵便(EMS便)で、選挙参加申請者に直接送られてくる。
仮想候補者または政党名・記号などは11日ごろに、中央選挙管理委員会の模擬在外選挙ホームページ、外交通商部および在外公館のホームページに掲示される。また、投票期間中には投票所などに備置される。模擬投票の開票は24日に行われる。
なお、今回の模擬在外選挙への参加申請者(9月30日締切)は、在外公館別(26カ所)では駐日大使館が計画500人のところ3倍の1511人(在外選挙人1082人、国外不在者429人)となり最も多かった。ついで多かったのは駐大阪総領事館(計画500人)で896人(在外選挙人834人、国外不在者62人)が登録。日本地域全体でも2407人で、米国地域全体(ロサンゼルス、ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコ総領事館。2364人)を上回り、最多参加登録地域となった。
(2010.11.3 民団新聞)