掲載日 : [2010-12-01] 照会数 : 8528
挑発封鎖へ共同対応 韓日・日韓議連総会が声明
[ 菅直人首相と握手する李相得会長(右) ]
韓日・日韓議員連盟の第34回合同総会が11月29日、東京・永田町の衆議院第一議員会館で開かれ、▽新たな100年に向けて両国の協力強化を図る▽北韓の無差別砲撃に対する中止と謝罪を求める▽日本国会での地方参政権関連法案が早期成立するよう努めるを主な内容とする共同声明を発表した。3年ぶりの開催。韓国側から李相得・韓日議連会長ら35人、日本側から渡部恒三・日韓議連会長ら60人余の合わせて100人の国会議員が出席した。開会に先立ち、北韓の延坪島攻撃で犠牲となった兵士、民間人に対する追悼を行った。
渡部会長は「北の蛮行は決して許されない」と批判しながら、「こういう時こそ日韓両国の友好が重要だ」と強調した。李会長は「今年は韓日併合から100年の節目だが、朝鮮朝関連図書の返還など両国にとって意義ある新100年の『元年』となった」と述べた。
菅直人首相は「11月にソウルでG20、横浜でAPECと両国が議長国として重要な会議を開催する重要な年となった。両国の緊密な協力が世界を牽引していく」と呼びかけた。
次回は来年、ソウルで。
(2010.12.1 民団新聞)