掲載日 : [2010-12-01] 照会数 : 10697
<青瓦台礼訪>本国への支援感謝…大統領、民団に国力富強約す
拡大幹部会議参加者は25日、青瓦台に李明博大統領を訪れ、在日同胞の懸案について政府の理解と協力を求め、懇談した。
鄭進団長は「民団は来年創立65周年を迎える。今後も本国社会と紐帯を深め、世界に躍進する韓国のためにより一層尽力する」と表明、同時に日本での地方参政権早期実現へ政府の持続的支援を要望した。
李大統領は、在日同胞は常に本国と喜怒哀楽を共にしてきたとし、多くの支援と貢献に謝意を表明。「日本ではまだだが、すでに韓国でも地方参政権を付与しており、これは先進世界の潮流だ。韓日関係は、いつにもまして良好であり、未来志向的な関係のなかで必ず実現するだろう」と強調した。
李大統領は「心配なのは北韓だ。平穏に暮らしていた延坪島の住民は突然の数十発の砲撃にどんなに驚いたことか」と強調。「これが南北の現実だ。だが、我々は歴史的困難を克服してきた民族だ。平和的統一に備えて経済的にもっと発展して富強にならなければならない。そのために全力を尽くしている」と説明し、「韓国の発展に自信を持ち日本で力強く活動してほしい」と激励した。
(2010.12.1 民団新聞)