掲載日 : [2010-12-01] 照会数 : 10269
<北韓の延坪島砲撃>民団拡大幹部会議参加者が緊急糾弾
[ 「断固糾弾する!」北韓の無差別砲撃を厳しく糾弾する拡大幹部会議参加者(ソウルのホテルで) ]
<北韓の延坪島無差別砲撃>
拡大幹部会議参加者 ソウルで緊急糾弾大会
卑劣極まる反民族蛮行…内外国民は一致結束を
【ソウル】本国との紐帯を一層強化するために11月24日からソウルで2010年度拡大幹部会議を開催した民団は25日、会場のグランドヒルトンホテルで、韓国軍兵士・民間人計4人の死者を出した23日の北韓の延坪島無差別砲撃に対する「緊急糾弾大会」を開いた。330人の会議参加者は怒りを込めて「抗議声明」を発表、北韓に対して休戦協定、南北不可侵を誓った南北基本合意書などを順守し、軍事挑発を即刻やめるよう厳しく要求した。
抗議声明は、今回の攻撃について「明白な休戦協定違反であり、南北基本合意書、国連憲章に背く憤怒すべきものだ。3月の天安艦爆沈の痛みのなか、再び起こされた戦争挑発に対し、同じ血を分けた同胞として怒りを抑えられない」と表明。
さらに「反平和、反民族、反統一的行為として糾弾」し、「北韓当局者の処分」を促した。同時に「政府の強力な対策を支持し、内外国民が一つとなり対処する」ことを要望した。
また、「北韓を支持する朝鮮総連とその傘下同胞」に対して、「韓半島の平和と繁栄」のために、今回の蛮行に強く抗議し、糾弾行動にともに立ち上がるよう呼びかけた。
天安艦撃沈に続く北韓の蛮行を強く糾弾し、全員であらためてシュプレヒコールを行った。
代表弔問団構成、弔慰誠金伝達も
糾弾大会では、中央本部の鄭進団長、金昌植監察委員長と常任顧問、各地方本部団長、婦人会・軍人会・体育会など中央傘下団体長からなる弔問団の構成と会議参加者の弔慰金の伝達が決まった。
弔問団は、糾弾大会後、京畿道城南の国軍首都病院合同弔問所を訪れ、霊前に献花し兵士2人の冥福を祈った。同時に会議参加者が出しあった1000万ウォンを伝達した。
(2010.12.1 民団新聞)