<東日本大震災>民団中央が対策本部設置し安否を確認
副団長ら中央から先遣隊、福島・仙台へ
民団中央本部(鄭進団長)は12日午前、東日本大震災の発生を受け、鄭進団長を本部長とする「東日本大震災被災者支援・民団中央対策本部」を設置した。
朴炳憲常任顧問の葬儀のためソウル入りしていた鄭進団長が現地から指示し、民団中央本部では12日朝、緊急役員会議を開いた上で、対策本部を設置した。
13日現在、人的被害の報告は入っていないが激甚地域の民団本部や支部会館は破損などの被害が発生しているほか、断水、停電、通信切断状態で、宮城では同胞経営の店舗や建造物が津波の被害を受けているという。
通信の切断によって被災地区地方本部との連絡が困難となっているが、団員と同胞、民団本部・支部の安否状況把握へ全スタッフ総動員で情報収集を行っている。
中央本部では12日に白秀男生活局主任が福島本部に、13日には韓在銀、林三鎬副団長、朴相泓生活局長、陳信之同副局長らが先遣隊として仙台に入った。
(2011.3.13)