◆先遣隊現地へ、救援への準備着々
民団中央本部は大震災発生の翌12日、公務でソウル出張中の鄭進団長の指示(11日)で、「東日本大震災被災者支援民団中央対策本部」(本部長=鄭進団長)を設置した。
同日に第1回会議を持ち、岩手、宮城、福島、茨城など被災地方本部と協力して同胞の安否確認と被害状況の把握に全力をあげるとともに、民団の全組織をあげて被災者支援に取り組むことを決議。支援活動への全在日同胞の参与を呼びかけ、義捐金を募ることにした。支援は国籍を問わず同胞はもとより日本の被災者も対象とする。また、宮城県本部会館(仙台)を激甚被災地救援活動の前進拠点とすることにした。
(2011.3.16 民団新聞)