高麗博物館(東京・新宿区)は、開館10周年を記念し、在日の食文化を取り上げた企画「焼肉・キムチ大好き!―在日の食文化と日本」を23〜6月19日まで開く。
在日食文化が否定された戦前から、戦後の食糧難の時代に在日が考案したホルモン焼き、その後の焼き肉の普及に至る、在日の食の歴史を紹介する。焼き肉、キムチを中心に、飴売り、冷麺、コリアンタウンなど14のテーマを設け、写真パネル28枚を展示する。
開館12〜17時。休館月・火曜日。入館料大人400円、中高生200円。問い合わせは同館(電話03・5272・3510)。
(2011.3.16 民団新聞)