被災同胞の安否確認に全力…「東日本大震災 中央対策本部」を設置
11日に三陸沖を震源としたマグニチュード(M)9・0という日本国内観測史上最大の地震は巨大津波を次々と起こし太平洋岸を襲った。地震と津波の被災地域は東北から関東まで広範囲に及び、死者・行方不明者は1万人を超す。
この東日本大震災で家と資産を失い、避難所で不自由な生活を送っている被災者は50万人以上にのぼる。被害を受け爆発事故を起こした福島第1原発の状況も予断を許さない。しかも今後しばらくはM5以上の余震が続くとみられている。被災地には多くの同胞が住んでいる。民団中央本部では事態の深刻性に照らし「東日本大震災被災者支援民団中央対策本部」を設置し、先発隊を派遣して同胞被災の実態把握に全力をあげるとともに、義捐募金を開始した。(特報記事あり)
(2011.3.16 民団新聞)