【ソウル】創団65周年記念事業「次世代育成1000名プログラム」の2011夏季母国研修が、まず高校生を対象に26日から3泊4日の日程で、ソウルのオリンピックパークテルで始まった。
夏季母国研修は、日本で生まれ育ち、現在、中学、高校、大学・短大に在学中の在日同胞学生を対象としている。全国各地に居住する若い世代が一堂に会して交流する場を設け、親睦を深めることはもちろん、在日同胞史を学ぶと同時に、文化体験・産業視察などを通じて母国の現況を学習することで、同胞社会および母国をより近い存在とし感じてもらうことを目的としている。
高校生を対象とした第1次研修(引率団長=韓在銀民団中央副団長)には全国から定員(150人)を上回る数の参加希望申請があり、選抜の結果、160人が参加。
中学生を対象とした第2次研修は8月2日から5日まで、大学・短大生を対象とした第3次研修は8月16日から19日までそれぞれ実施される。
民団中央本部では、今回の母国研修を通じて、若い世代が、できるだけ多くの友達をつくり学びあい、韓国と日本の懸け橋としての役割はもちろんのこと、近い将来、在日同胞社会を担うリーダーとして大きく成長してくれることを願い、期待している。
9、10月には、青年会と青年商工人まで対象を拡大して、第4次、第5次の母国研修が行われる。
(2011.7.27 民団新聞)