建青同志会の李奉男会長は、朝鮮建国促進青年同盟(略称、建青)の創立66周年記念日にあたる16日、大韓民国在郷軍人会日本支会事務所(韓国中央会館別館)に青年会のメンバーを招き、民団創団までの歴史を語った。中央と東京、愛知から6人が出席した。
建青同志会は建青ゆかりのメンバーが集まって35年前に発足した組織。毎年この日に都内で集まり、会員どうしの絆を確認してきた。最盛期には約100人の会員が集結したものの、ここ数年は参加者も少ない。危機感を抱いた李会長が、「建青の歴史を民団を担う次代に伝えていかなければ」と青年会に呼びかけた。建青は1945年11月16日、左傾化を深めていく在日本朝鮮人連盟に反発し、決死の思いの民族派と中立派の人士30人が中心となって東京で発足した。新朝鮮建設同盟などとともに民団の母胎となった。
(2011.11.23 民団新聞)