各ジャンル150点
【福岡】婦人会福岡の会員による手作りの作品150点が17日まで5日間、福岡韓国会館で展示された。同本部が、「民団を身近に感じてもらい、1人でも多くの人に足を運んでほしい」と、同会館の改築を記念して企画した。
書芸や伝統の韓紙工芸はもちろん、日本画、押し花、アクセサリー、ステンドグラス、バッグ、流行の布ぞうりなど、さまざまなジャンルから集まった。出品者の最高齢は85歳。婦人会福岡本部が13年間ボランティアで慰問活動を続けている光薫寺ビパーラ老人ホームや、民団福岡支部のいきいき健康教室からも寄せられた。
書を出品した婦人会福岡本部顧問の李学仙さんは、「久しぶりに筆をとった。これを機会にまた書芸を始めたい」と意欲を燃やしていた。
見学に訪れた人たちからは、「多忙ななか、自分の趣味を大切にしているのがよくわかる」「1つの作品を完成させるまでの苦労の跡が感じられた」「とても見ごたえがある。常設展示にしてもいいのでは」などの感想が聞かれた。
婦人会福岡本部の姜又順会長は、「最初は心配だったが、予想していた以上に作品が集まり、ほっとした」と話していた。
13日のオープニングセレモニーでは韓国茶道協会福岡支部による韓国伝統茶のお点前が披露され、呉政夫民団福岡県本部団長も激励に訪れた。
(2011.11.23 民団新聞)