【京都】京都市最大の同胞集住地に位置する民団南支部の「学習応援センター」に通う小・中学生7人のうち5人が来春、京都国際学園(金晃理事長、河東吉校長)への入学を希望していることが分かった。
「センター」は「家に帰ってもゆっくり勉強できる環境にない」という小学校高学年と中学3年生を対象に、同学園が今年7月に開設。教職員がマンツーマンで算数の基礎や小学校の授業に組み込まれた英語を教えている。子どもたちに「学校の授業よりもわかりやすい」と好評だ。
在日韓国人4世の中3男子生徒は、「悪さをして先生に怒られていますが、ここは楽しいです。来年から京都国際高校に行きます」と話している。
同じく両親から京都国際高校への入学を許可してもらったという日本人の中3女子生徒は、K‐POPがきっかけで韓国が好きになった。「先生が優しいので、ここに来るのが楽しみ。学校で分からないところを教えてもらえる」と話した。
(2011.12.21 民団新聞)