大田区内の公立小・中学生と韓国人児童の作品合わせて約90点が6月17日まで3日間、大田区民ホール「アプリコ」で展示された。今回の「韓・日文化交流芸術祭」第8回東京大会を企画した婦人会東京・大田支部(金景順会長)が、「韓国と日本の子どもたちが理解しあい、お互いに近づくように」と、展示の中心に据えた。
日本側は地元の蒲田小、相生小、新宿小、大森東中の各児童生徒たち。韓国側は民団大田支部「オリニ土曜学校」の児童のほか、東京韓国学校初等部と済州道の小学生が絵画や書道作品などを出品した。
会期中、多くの子どもたちが、目を輝かせて作品に見入っていた。親子連れの観覧客のためにと用意した韓国と日本の絵本や、チマ・チョゴリの試着コーナーも人気を集めていた。
最終日には松原忠義区長も区議会議員多数と観覧に訪れた。
(2012.7.4 民団新聞)