【岩手】第2次大戦中に韓半島から徴用され、岩手県内で死亡した161人の同胞を慰霊する式典が12日、旧岩手郡滝沢村の追悼碑前で営まれた。
民団岩手本部を代表して金盛義団長は、「韓半島の平和と安定を願い、祖国の繁栄と韓日友好、そして地域社会発展のために変わりなく努力していく」と碑の前で誓った。 式典に先だって追悼碑管理委員会の樋下正信委員長が「二度と戦争を繰り返さない」と誓いの言葉を述べた。また、達増拓也県知事からは「過去を謙虚に振り返り、悲惨な戦争の教訓を風化させることなく次の世代に語り継いでいく」としたメッセージが寄せられた。
(2012.9.19 民団新聞)