【静岡】プロから「ワンランク上の料理」を学ぶという趣旨の連続講座が、静岡市内の辻生涯学習交流館で開かれている。静岡市中央卸市場協力会が地元の青果物・水産物などの消費拡大を目的に企画した。
中華料理に続く8日の第2回は、「オモニ直伝本場の韓国料理」。抽選で選ばれた料理が大好きという男女12人が同交流館での講座に参加した。講師は民団静岡本部事務局長の権竒鉉さん。
メニューは地元の魚介類や野菜をたっぷり使った海鮮チャプチェ、いかとわけぎのフェ、三色ナムルなど。チャプチェは日本の春雨とは違うコシの強さが人気。ナムルに使ったもやしに、「ゆで方と味付けの違いでこんなにおいしく食べられるなんて」とびっくりした表情だった。
秋夕を前に準備したデザートはソンピョン。権局長はお餅が韓国人の食生活に欠かせない理由や、半月をした形状のいわれについても説明した。
(2012.9.26 民団新聞)