民団中央本部主催による申珏秀駐日特命全権大使在日同胞歓送会が14日、東京都内のホテルで開かれ、呉公太団長ら民団関係者をはじめ200人が参加した。
呉団長は、申大使がこの2年間(2011年6月10日着任)、民団を中心とした在日同胞社会の発展および韓日関係の強化への尽力に感謝を表明。「今後も、韓日関係の発展に強い関心をもち、両国の懸け橋役を果たしている民団に対してアドバイスしてほしい」と要望した。呉団長、金秀吉東京本部団長から記念品、余玉善婦人会中央本部会長らから花束が大使夫妻に贈呈された。
申大使は、離任あいさつで、「みなさんは、いつも祖国と共にあり、祖国が困難な時に支援を惜しまず、どの在外同胞よりも祖国の発展に寄与し、韓日関係の発展にも重要な役割を果たしてきた」と民団および在日同胞に感謝を述べ、「在日韓国人共同体の発展を願っている。離任後も在日社会の発展のために努めたい」と表明した。
今月末に帰国予定の申大使は16日から東日本大地震被災地を訪問。同日、仙台の東北大学で講演、翌17日には宮城県石巻市の状況を視察後、福島市での交流行事に参加した。
(2013.5.22 民団新聞)