掲載日 : [23-06-05] 照会数 : 1162
母国の墓じまいに関するQ&A
Q:韓国に母のお墓がありますが、私も高齢になってお墓参りに行くことが不自由になりました。韓国にいる兄弟も亡くなってその後どうなるか心配で母の遺骨を日本に持ってきたいですがどのような手続きと費用等を知りたいです。
A:韓国では改葬のことを「破墓」といいます。改葬のためには改葬申告済証の発行が必要です。また、改葬においては再度火葬が求められるため、最低15日前までには火葬予約をすることをお勧めいたします。
改葬申告済証は各管轄行政福祉センターで発行しますが地方の場合、郡庁で発行することもあります。発行までには2~3日にかかります。
必要書類は各管轄行政福祉センターによって異なる場合もあります。
<必要書類>
1.申告書
2.お墓の写真2、3枚以上(近距離、遠距離、碑石がある場合は文字などが見えるように多角度で)
3.故人と申告者の関係証明書として、故人の除籍謄本又は家族関係証明書
4.お墓の住所地
5.申告者の身分証明書のコピー
※改葬を第三者に委任する場合
6.委任状(申告者の捺印必要)
7.申告者の印鑑証明書
<申告書の記載事項>
故人の氏名、住民登録番号、死亡年月日、墓又は奉安場所、埋葬又は奉安年月日、改葬場所、改葬方法、改葬事由、改葬時期。そして、申告者の氏名、住民登録番号、電話番号、故人との関係、住所
<費用>
・申告書作成や火葬予約:出張距離などによる実費
・火葬、改葬:150万ウォン~(場所と難易度などによる)
・骨壺:30万ウォン~
・日本運送費:航空会社による実費