第5回MINDAN文化賞(主催・民団中央本部、主管・中央民族教育委員会)の受賞者が論文・論壇、詩歌、写真、孝道の4部門すべてで決定した。応募作は613人から1068点にのぼった。
応募者が最も多かった詩歌部門(時調、三行詩、短歌、俳句、自由詩<韓語><日語>。応募数507人・895点)では優秀賞7点と佳作23点が選ばれた。
論文・論壇部門は、最優秀賞該当作はなく、優秀賞1点、特別賞1点(いずれも論文)のほかに論壇功労賞が1点。写真部門は、最優秀賞1点、優秀賞2点と佳作5点。孝道部門(親孝行エッセイコンテスト)では応募作83点のなかから駐日大使特別賞1点と優秀賞3点、佳作4点がそれぞれ選ばれた。
授賞式は、12月3日午後2時から韓国中央会館(東京都港区南麻布)で行われる。(受賞者名簿は次号に)
MINDAN文化賞は在日に関連する研究論文・論壇、韓国の時調や日本の短歌などの詩歌、心温まる親孝行を題材とするエッセイなど、アマチュアの人(年齢・国籍など不問)を対象に文化・創作活動を奨励。同時に、在日にまつわる古い写真の発掘などを通じて在日の歴史を現在から未来に継承するとともに、在日の可能性と方向性を見つめることを目的に2007年に設けられた。
(2011.11.16 民団新聞)