掲載日 : [2018-09-07] 照会数 : 6514
「在日」を語り合い連帯深める…学生会KSJ「マイストーリー」交換
[ ルーツや将来について語りあった全国の同胞大学生たち ] [ 金弘智弁護士の講演に聴き入る参加者 ]
同胞のネット拡大へ
【愛知】在日韓国学生会(張在勛会長)のKSJ(在日韓国大学生ジャンボリー)が6日までの4日間、愛知県知多半島の美浜で開かれ、全国の同胞学生35人が学習会やレクリェーションを通じて連帯を深めた。
開会式で張会長は「みんなで語り合い、汗を流し、全国同胞学生のネットワークを広げよう」と呼びかけた。
10回目となる今年のオリニジャンボリーにはかつてオリニで参加した「卒業生」が多数、ボランティアとして参与しており、学生会のメンバーも少なくない。
民団中央本部の徐順子文教局副局長は「リーダーとして戻ってきた皆さんの顔を見て、うれしいの一言。皆さんが在日同胞社会の後継者であり同胞学生のネットワークをさらに広げてほしい。情熱を発揮し、多くを学んで吸収してほしい」と激励した。
期間中、バーベキューや交流パーティのほか、学習会をはじめ「在日韓国人」としてのアイデンティティについてを班別でディスカッションした。講演会には金弘智弁護士を招いた。デイスカッションでは各自のルーツや将来について「マイストーリー」を交換した。