掲載日 : [2019-01-30] 照会数 : 8629
「民俗の日」行事伝統遊びを体験…東京韓学土曜学校
[ トゥホノリを楽しむ子どもたち ]
東京韓国学校(新宿区、郭尚勲校長)の土曜学校で26日、ソルラル(旧正月)より一足早く「民俗の日」行事が行われ、韓国に古くから伝わる伝統遊びを体験した。幼児から中学生まで、受講生合わせて約500人が参加した。
生徒たちはまず授業でソルラルの文化や習慣について学んだあと、グループに分かれて、家族や親戚、友人たちとも一緒に楽しめるお正月遊びに大いに盛り上がった。
教室では、クラスごとにユンノリ(双六)やチェギチャギ(羽根蹴り)、コンギノリ(お手玉)などを楽しんだ。大勢が一緒になって楽しめるユンノリは2チームに分かれての勝負。ゲームが進むにつれ、生徒たちはその面白さに興奮し、激戦の末、勝利をもぎ取ったチームは「やったぁ」と全員でその喜びを分かち合った。
高度なスキルが求められるチェギチャギやコンギノリでは、先生の手本を見ながらしだいにコツをつかみ始めると、その面白さに時間を忘れてのめりこんでいた。
一方、運動場では、棒で鉄の輪を回して遊ぶクルロンセ、トゥホノリ(投壺)、ノルティギ(板跳び)、大縄跳びを体験した。
伝統遊びの楽しさに魅了された児童たちは、「実際にやってみたら意外と面白かった」「みんなで盛り上がれて楽しかった」と感想を述べるなど、寒さを忘れて夢中になっていた。
(2019.01.30 民団新聞)