掲載日 : [2017-03-08] 照会数 : 4921
韓国特産品を販売…東京にカフェパラム
韓国料理研究家の趙善玉さんは2月20日、東京・新大久保の料理研究院の一部を改装し、韓国の特産品を展示、販売する「Cafe Param」をオープンした。韓食の魅力を伝えてきた趙さんの新たな試みだ。
趙さんは韓国に行くなかで、地方にある特産品の良さを知った。それを日本に広めようと食品の販売業者らに商品を紹介すると、数社の商談が成立した。その後「このような商談や紹介をしてもらえる場所がほしい」という要望に応えるかたちでカフェを開いた。
カフェでは一般の人だけでなく販売業者も呼び込み、家庭での消費と流通の面から食品の魅力をアピールする。業者には地方から輸入した食品を使った料理を提供し、一般の人には家庭での調理法を提案する一方で、販売業者と製造業者との商談をつなぐ場としても活用する。
現在は全羅北道の餃子や慶尚北道の唐辛子の粉などを取り扱っている。日本で製造された食品も販売しており、今後も順次ラインナップを増やしていくという。
(2017.3.8 民団新聞)