新型コロナウイルス感染拡大の影響で業務を制限していた民団では、緊急事態宣言の解除に伴い、中央本部をはじめ各地方も順次、平常業務に戻りつつあり、今後の事業や行事推進に向けた再起動へ新たな対応策を模索している。中央本部では2月の中央委員会を最後に、大規模の行事や会議を延期・中止にしてきたが、6日には3カ月半ぶりとなる公式行事、第65回顕忠日追念式を開催し、本格...
新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言のため休校を続けていた東京韓国学校(呉公太理事長、郭尚勲校長)でも8日から分散登校が始まった。入学式ができなかった新1年生120人が真新しいランドセル姿で登校、教室で担任の先生や友だちと顔を合わせて元気に学校生活をスタートさせた。 2カ月遅れの初登校で...
新型コロナウイルス感染拡大により、休校が続く民族学校では分散登校やオンライン授業で対応しているが、大阪および京都では21日、非常事態宣言が解除されたことに伴い、分散登校や短縮授業の方式で再開した。 白頭学院・建国幼・小・中・高校(高敬弼理事長、李鐘建校長)は15日から学年別に分け、分散登校とオンライン授業を実施していたが、緊...
新型コロナウイルス感染拡大の影響で地方委・総会・大会に代わる各地民団本部の書面決議が26日までにほぼ終了した。採択された活動方針を見ると、新型コロナウイルスが落ち着きを見せ始めたこともあり、各地方ともに、6月以降の活動再開に向けて徐々に準備を進めている。 <総会> 山形(朱帝圭団長、第26回=5月2...
兵庫県慶南道民会、県と神戸市にそれぞれ2万枚 兵庫県慶尚南道道民会(李相哲会長)は7日、新型コロナウィルスの感染予防に少しでも役立つよう、兵庫県と神戸市にマスクをそれぞれ2万枚ずつ寄贈した。 李会長は「日ごろから県と市に世話になっており、大変な時だからこそ地域に少しでも協力、貢...
新型コロナウイルスの影響を受け、青年会も2019年度地方大会を書面決議に替えた。現在、準備を進めており、5月末日までには全国12地方本部で議事録を作成する予定だ。 東京は新会長に高慈美氏 東京(秋里亜会長)は16日、第45回大会で各原案を可決。会長には事前に立候...
青森、福島は新団長 2020年民団地方本部の大会・総会、地方委員会が中央本部示達に基づき「書面決議」で実施された。任期満了に基づく3機関長の改選は5地方本部で行われた。 栃木(崔龍治団長) 4月21日、同本部で第...
新型コロナウイルスの収束が見通せないなか、各地方本部の一部では、「経済危機から同胞の生活を守りたい」と、相談窓口の開設を打ち出している。地方委員会と総会の書面決議で採択された活動方針は次のとおり。 ◆地方委員会 千葉(高炳佑団長、第59回...
青年会中央本部(鄭昇栄会長)は10日、第90回全国会長会議をコミュニケーションアプリLINEのビデオ通話を使ったweb会議で行った。中央執行部と10地方本部から会長が参加した。全国会長会議をweb会議に替えたのはこれが初めてとみられる。 冒頭、鄭会長が「新型コロナウイルスの収束を座して待っているわけにはいかない。全国の青年に...
「唐人踊」と「唐子踊」が合体 牛窓の秋祭りの時期、紺浦(こんのうら)の疫神社(正式名称・素盞嗚神社)で催される「唐子踊」。唐子になるには、代々紺浦に住み、両親の健在な家の子供で6、7歳になる男児から2名が選ばれた。だが今日の少子化では、このような条件では踊り子を確保することは難しくなり、...