4月9日まで丸木美術館 【埼玉】ハンセン病への偏見と差別がまだ根強かった時代に全国各地の療養所に足を運び、入所者の信頼を得ながら約2万点におよぶ写真を遺した在日同胞2世、趙根在さんを紹介する企画展「地底の闇、地上の光~炭鉱、朝鮮人、ハンセン病」が東松山市の原爆の図丸木美術館で開催され...
日本の陶芸文化を飛躍的に発展させた朝鮮陶工たちの400年を超える「魂の旅」を紐解いていくドキュメンタリー映画「陶炎~400年を辿る旅~」(松倉大夏監督)の制作が進んでいる。 豊臣秀吉の韓半島侵攻の際、西日本各地に連れてこられた陶工の1人が沈壽官初代である沈当吉だった。以来、沈家は薩摩焼の伝統と技法を守り、発展させてきた。...
〝遺骨収集一日も早く〟 韓国人遺族「胸が張り裂けそう」 【山口】1942年に宇部市西岐波床波海岸の海底で起きた長生炭鉱での落盤水没事故から81年。犠牲者を悼む集会が4日、韓国から3年ぶりに遺族を迎え、現場近くの追悼ひろばで営まれた。市民団体「長生炭...
〝癩〟乗り越え未来へ 『いのちの芽』の詩人たち 「らい予防法闘争」(1953年)という当局との「ガチンコ対決」のさなかで刊行された日本ライ・ニューエイジ詩集『いのちの芽』(大江満雄編、53年4月初版、三一書房)が東京都東村山市の国立ハンセン病資料館によって70年ぶりに復刊した...
【愛知】民団愛知本部(河隆實団長)は4日、岐阜県の荘川高原で3年ぶりに支部合同スキーツアーを開催。名南、中村、春日井、一宮、新西の5支部から合わせて62人が参加した=写真。 参加者はスキーやスノーボード、綱引きなどで雪山を堪能していた。初心者でもインストラクターの講習を受けてからは一人でリフトに乗れるまでになった。小...
早稲田大学映画研究会と韓国・仁川市の仁荷大学ライトハウスが合同で2本の映画を制作している。共通テーマは「住む国が違う。それだけなのに」。韓日の大学生が合同で映像制作プロジェクトを組むのは全国でも珍しい。映画は3月中に編集・完成し、両国の映画祭に出品する。 「住む国が違う。 それだけなの...
歴史資料館の展示 デジタル化の作業場 在日韓人歴史資料館(李成市館長、韓国中央会館別館)は、21年度から3カ年計画で所蔵資料のデジタル化を進めている。常設展示室の展示物千数百点については、昨年10月から今年1月23日までの休館日を利用して大半の作業を終えた。デジタル化と...
2030年国際博覧会(万博)の誘致を目指す韓国・釜山市李成権経済副市長ら一行は31日、民団中央本部を訪問した。 李副市長は2030年釜山誘致活動について説明、同胞社会からの誘致応援を求めた。 民団中央呂健二団長は「釜山はわれわれ在日同胞にとっても思い出深いところ。朝鮮通信使な...
3週で観客167万人動員 日本アニメ浸透進む 全国制覇を夢見る北山高校バスケットボール部5人組が22年1月、韓国内映画館を席巻している。今年1月4日に韓国で公開された「ザ・ファーストスラムダンク」(井上雄彦監督)は、26日まで167万人余りの観客を動員し170億ウォン余りの収益を...
観客魅了…新作と歴代の名品 「リスク恐れずローカル追求 「薩摩焼十五代 沈壽官展」が16日まで東京の日本橋高島屋本館6階「美術画廊」で初開催された。同百貨店の開店90周年を記念しての特別企画。 「白薩摩」と「黒薩摩」の香爐、花瓶、...